【私の体験記】オーストラリアワーホリ準備でリアルでやったこと全部まとめ

オーストラリアワーホリ準備の体験談|ビザ申請や英語学習など渡航前にやったことまとめ Working Holiday

オーストラリアにワーホリに行きたいけど何から始めればいいのか・・・

情報が溢れすぎで、結局何から決めたらいいかわからない。

そう感じていたワーホリ前の当時の私が実際にやったリアルな準備を時系列でまとめたものです。

🔍 本記事でわかること

  • オーストラリアワーホリ準備の全体スケジュール(6ヶ月前〜出発直前)
  • ビザ申請・航空券・海外保険・持ち物など、必要な準備項目と注意点
  • 実際に使って便利だったサービス・準備で感じたリアルな悩みと解決法
  1. オーストラリアのワーキングホリデービザの特徴・条件
    1. 対象年齢や滞在期間・仕事や学校
    2. セカンド・サードビザ(サブクラス:417)
    3. オーストラリアってどんなところ
  2. ワーホリを決めたらまずやったこと|6ヶ月〜1年前
    1. オーストラリアへの「渡航時期」を決める
    2. 行きたい都市を比較して候補を絞る
    3. ワーキングホリデービザの申請方法を調べる
    4. 英語力を上げるための学習を始める
  3. オーストラリアワーホリが現実に!私が実践した5つの準備|出発3ヶ月前
    1. ワーホリ行き先都市を最終的に決定
    2. オーストラリア行き航空券の予約
    3. 渡航先で使えるクレジットカードとWiseの準備
    4. ワーホリ海外保険比較と加入手続き
    5. ワーホリ前の病院・歯科受診で健康管理
  4. ワーホリ準備本格化!渡航前にやるべき手続きと準備|1ヶ月前
    1. 役所手続き(住民票・年金・健康保険・マイナンバーカード)を整理
    2. 銀行・スマホの海外利用の手続き
    3. 英文履歴書(レジュメ)・カバーレター作成
    4. 航空券の荷物オプション確認で追加料金を回避
    5. ワーホリ必需品の購入とパッキング開始
  5. ワーホリ準備も最終段階!渡航直前にやったこと|1週間前
    1. 重要書類のコピーと電子保存で紛失リスク対策
    2. 最終荷物チェックと重量調整
    3. 現地到着後の行動プラン確認
    4. 緊急時の連絡先整理と家族への共有
    5. 日本の各種サービス・定期支払いの最終確認
  6. オーストラリアワーホリ準備まとめ|体験談から学ぶ成功のコツ

オーストラリアのワーキングホリデービザの特徴・条件

ワーキングホリデーはその国によって条件が違い、誰でも申請できるわけではありません。

以下にオーストラリアの条件と特徴を簡単にまとめましたので、理解を深めていきましょう。

対象年齢や滞在期間・仕事や学校

対象年齢18歳〜30歳まで

  ※31歳の誕生日を迎えるまでは申請可能なため、渡航時期に30歳を超えていても問題ありません。

 ただし31歳の誕生日を迎えるギリギリの時期での申請は注意が必要です。

滞在期間:1年

 滞在期間は渡航してから1年間ですが、政府から指定されている条件を満たすと、最大3年間の滞在が可能です。

申請料金:650豪ドル

仕事:労働時間に制限なし

 ※ただし同じ職場(雇用主)では最長6ヶまでしか働けません。

学校:最長で4ヶ月通学可能 

 コースの種類に制限はないため、語学やバリスタ、美容など様々な分野でチャレンジが可能です。

セカンド・サードビザ(サブクラス:417)

オーストラリアのワーキングホリデーの最大の特徴は最大で3年間滞在が可能な点です。

政府が指定する地域や職種で一定期間働くとその資格を得ることができます。

共通条件

  • 申請できる年齢が18歳〜30歳であること
  • 季節労働や指定地域での仕事を行うこと
  • 十分な資金を持っている(約5000豪ドル以上)
セカンドビザ・以前にファーストビザを利用したことがある
・指定された仕事を最低88日間(約3ヶ月)行う
サードビザ・以前にセカンドビザを利用したことがある
・指定された仕事を最低176日間(約6ヶ月)行う

ビザの申請条件の最新情報はオーストラリアの政府サイトからご確認ください。

Working Holiday visa (subclass 417)|オーストラリア政府内務省

オーストラリアってどんなところ

ワーホリと言えば、オーストラリアを思い浮かべる人も多いでしょう。

オーストラリアは多民族国家であり、世界中から人が集まる移民大国。
そのため、外国人への理解が深く、受け入れ体制が整っているのが大きな特徴です。

また、オーストラリアの国土は日本の約20倍もあり、都市ごとに特徴や出会える動物、季節ごとの景色、広大な自然も多く、のびのびとした暮らしができるのも魅力です。

ワーホリを決めたらまずやったこと|6ヶ月〜1年前

オーストラリアへワーキングホリデーに行くと決めたら、まずは必要な情報を集めることから始めましょう。

ビザの申請や航空券の手配など、準備には意外と時間がかかることもあります
実際、渡航準備は「思っていたよりもやることが多い」と感じる人も少なくありません。

そのため、6ヶ月〜1年ほど余裕を持って準備を進めておくと安心です。

オーストラリアへの「渡航時期」を決める

ワーホリの準備は、いつ出発するかを決めることから始まります。
時期を決めると、ビザ申請や資金計画など、その後のスケジュールも立てやすくなります。

渡航時期を決めるときに考えたいポイントは、大きく3つです

  1. オーストラリアの季節と気候
    → 日本とは季節が真逆のため、夏を楽しみたいなら11〜2月、仕事探しのタイミングを狙うなら3〜5月ごろがおすすめです。
  2. 日本での退職や学校のスケジュール
    →学校の休学や卒業、仕事の退職・引き継ぎなど、自分の生活の区切りも大事。手続きの期間を含めて、逆算して計画を立てましょう。
  3. 自分の英語力や資金の準備状況
    → 「あと少し貯金したい」「もう少し英語を勉強してから行きたい」など、自分にとっての“準備OK”を見極めることも大切です。

📌 私の場合は、11月に渡航することを決めて、約10ヶ月前から準備をスタートしました。
 理由はこんな感じです。

  • もう少し貯金をしたかった
  • 暖かい時期の方が衣類などの荷物が少なくて済む
  • 冬が苦手
  • 英語の勉強を少しでも進めておきたかった

行きたい都市を比較して候補を絞る

次は渡航先をどこにする?

まずは候補を考えてみましょう。オーストラリアは広大な国なため、地域によって特徴も様々です。

自分が何を重要視するか考えながら、候補を絞っていきましょう。

▶︎主要都市を比較したこちらの記事も参考にしてください。

渡航先を考えるときの4つの視点

  1. 都会の便利さか、自然の落ち着きか
    自分が「どんな暮らしをしたいか」をイメージして考えてみましょう。
  2. 仕事の探しやすさ
    自分が希望する働き方や目的に合わせて選ぶのがポイントです。
  3. 生活費(特に家賃)
    生活費を重視するなら、都市選びの時点でコスト感もチェックしておくと安心です。
  4. 英語環境と日本人の多
    自分がどれくらい英語環境を重視したいかを軸に考えてみましょう。

ワーキングホリデービザの申請方法を調べる

オーストラリアのワーキングホリデービザは、申請から承認までおよそ2週間〜1ヶ月* ほどかかるとされています。

この期間だけを見ると、「まだ余裕があるかな?」と思うかもしれませんが、実際は事前の準備が意外とあるんです。

・ビザの申請状況の確認はこちら:Global visa processing times |オーストラリア政府内務省

申請前の準備として…

  • パスポートの有効期限の確認
  • 銀行の英文残高証明書の取得
  • 必要に応じて健康診断の受診
  • 申請方法(自分で or エージェント利用)の検討

エージェントを利用する場合は特に慎重に選びましょう。

申請方法にかかわらず、最終的な責任は自分にあるという意識はとても大切です。

実際に過去には、「銀行の残高証明書もこちらで用意します」とうたうエージェントが用意した書類が問題となり、利用者のビザが途中で取り消されたという事例もあります。
残高証明などの証明書類は、必ず自分で発行するのが原則です。

私自身、ビザ申請に不安があったので、複数社から、納得できるエージェントに依頼しました。
学校の手配や保険の加入、ビザの申請は代行してもらいましたが、必要書類(パスポートや残高証明など)の申請するための準備はもちろん自分で用意しました。

安心してビザ申請を進めるためにも、口コミや見積もりをしっかり比較し、自分に合った信頼できるエージェントを選ぶようにしましょう。

英語力を上げるための学習を始める

渡航前にペラペラを目指す必要はありませんが、日常会話ができるだけで、家探しや仕事探しがぐんとスムーズになります。

まずはリスニングから始めるのが◎

現地の英語は慣れていないとスピードが速く感じるので、耳を慣らしておくだけでもかなり違います。
海外ドラマやYouTubeのVlogは、自然な日常英語が学べるのでおすすめです。

そして私が日常で取り入れていたのは「目に入った物をどんどん英語で言っていく」方法。
日常の中にあるものをひたすら英語で声に出してみる、知らなかったら調べる

これを繰り返すことで、語彙も自然に増えていきました。

他にも、

  • 英語で今の気持ちを独り言でつぶやく
  • ドラマのセリフをちょっと大げさに真似してみる
  • 自分の声を録音して聞き返してみる

などを繰り返して、口の動きやテンポに慣れる練習もしていました。

英語学習は、自分に合った方法で、楽しみながら少しずつ慣れていくことが何より大切です。

オーストラリアワーホリが現実に!私が実践した5つの準備|出発3ヶ月前

渡航時期が近づいてくると、「いよいよか…!」と気落ちがソワソワしてきます。

今まで漠然と準備していたことが、急に現実の手続きに変わる時期です。

初めてのことは大変ですが、一つずつクリアしていくとオーストラリア生活がどんどん楽しみになってきます。

私が実際に出発3ヶ月前に実際に動き出した準備を、リアルな流れで5つ紹介します。

ワーホリ行き先都市を最終的に決定

筆者は、出発3ヶ月前には最終的な都市を決定しました。

というのも私はエージェントを利用しており、学校や、ホームステイなどの申請もしてしまわないといけなかったためこの時期にはメルボルンに行くことを決めていました。

エージェントを利用しない場合でも、家はホームステイやシェアハウスにするなどの条件を決めて、都市を決定し、求人や家の情報を少しづつ調べておくと1ヶ月前になって焦ることはないと思います。

オーストラリア行き航空券の予約

都市が決まれば、次は航空券の予約です。航空券は早ければ早いほど安く購入できます。

私が実際に行った航空券選びのポイント

  1. 複数の航空会社と比較サイトを併用して価格と安全性をチェック
    →まずはSkyscannerなどの比較サイトで相場をチェック。
    その後、筆者は最終的に航空会社の公式サイトで購入しました。
    理由は、価格の上乗せがなく、トラブル時の補償対応も安心だからです。
  2. 経由地と乗り継ぎ時間をチェック
    →筆者の地域からは直行便がなかったため、乗り継ぎが必要でした。
    ただし、極端に短い乗り継ぎ時間や別空港発着などには注意が必要です!
    別空港乗り継ぎ国の入国条件乗り継ぎ時間の長さは必ず確認を。
  3. 出発日を平日にして料金を抑える
    →こだわりがなければ、日付より曜日で調整するのがおすすめ。
    1日ずらすだけで数万円違うこともあるので、毎日価格をチェックしながら
    タイミングを見て、購入すると良いでしょう。

ワーホリビザが承認される前に航空券を購入するのはリスクがあります。ビザ申請と並行して航空券の価格をチェックしておき、ビザが承認されたらすぐに購入できるよう準備しておきましょう。

渡航先で使えるクレジットカードとWiseの準備

渡航してすぐ、現地での支払い手段の準備は必須です。
オーストラリアは日本よりもカード社会なので、現金だけでは生活が難しい場面も。

そこで現地で使用できるクレジットカードの準備と、日本からのお金を送金する準備が必要です。

1.クレジットカードは2枚あると安心

  • 渡航前にVISAとMasterCardなど2種類を用意しておく
  • 審査があるため退職前に申請を済ませること
  • 海外利用手数料が安いカードを調べる(楽天カード・エポスカードなど)
  • 海外キャッシング機能の有無を確認する

2.Wise(旧TransferWise)の早めの準備

現地の銀行口座を開くまでの間、日本円を豪ドルに両替する際にWiseのデビットカードはとても便利です。
両替手数料が安く、オーストラリアドルをそのまま使えるため、私のワーホリ生活でも大活躍しました。

ワーホリ海外保険比較と加入手続き

ワーホリを利用する人は海外保険は必須ではありませんが、「万が一」のために加入することをおすすめします。

保険といっても病気や怪我だけでなく以下のポイントを比較しながら検討するのが良いでしょう。

比較したポイント

  • 医療費補償額
  • 歯科治療の補償内容
  • 盗難・紛失時の補償
  • 個人賠償責任のカバー
  • 日本語対応の有無

私自身は、渡航後最初の1ヶ月だけ日本の保険に加入し、それ以降は現地の保険に切り替えました。
日本の保険は安心感はあるものの、費用が高く、いざというときに先に全額負担し後から返ってくる立て替え対応になるケースが多く、現地で使いづらさを感じたからです。

オーストラリアの医療費はかなり高額で、私の友人は保険が切れていた時期に体調を崩し、約100万円の治療費を自己負担していたため、内容や期間の確認は重要だと実感しました。

ワーホリ前の病院・歯科受診で健康管理

現地で病院にかかると高額な医療費がかかるため、出発前の健康管理はとても大切です。
特に、歯の治療や持病がある方は、出発前にしっかり整えておくことを強くおすすめします。

受けておくと安心な検査・治療

  • 健康診断(血液検査、胸部X線など)
  • 歯科検診と虫歯治療
  • 持病の薬の処方
  • 英文の診断書作成(持病がある場合)

歯科治療は特に重要で、オーストラリアでは、虫歯1本の治療で5〜10万円以上かかることもあります。
しかも、海外保険に加入していても、歯科治療の補償は限定的
気になる箇所があるなら、必ず日本で治療を済ませておきましょう。

ワーホリ準備本格化!渡航前にやるべき手続きと準備|1ヶ月前

出発まで1ヶ月を切ると、いよいよ「本当に行くんだ…!」という実感が湧いてきます。
渡航日が近づくにつれて、航空券や荷物、書類などやることもグッと具体的になってきました。

この時期は“やっておいてよかった”と思うことがたくさんあった一方で、「あれ忘れてた!」と焦ったことも…。
そんな私の体験をもとに、出発1ヶ月前にやっておくべき準備をリアルに5つまとめました。
忘れ物なし・不安なしでオーストラリアに出発するためのチェックリストとして、ぜひ参考にしてみてください。

役所手続き(住民票・年金・健康保険・マイナンバーカード)を整理

出発1ヶ月前は役所関係の手続きを最優先で行いました。

平日しか対応していないものが多く、窓口での待ち時間もあるため、早めの行動がおすすめです。
あらかじめ、ご自身の住んでいる自治体のホームページで必要書類や受付期間を確認しておきましょう。

私が実際に行った手続き

  • 住民税の納付相談
  • 国民年金の停止手続き(任意継続も可能)
  • 国民健康保険の資格喪失手続き
  • 海外転出届の提出(住民票を抜く)※出国の14日前から受付の自治体がほとんど
  • マイナンバーカードの取り扱い確認

📍海外転出届のメリット・デメリット

 メリット:住民税、国民年金、国民健康保険の支払い義務がなくなる

 デメリット:帰国時の手続きが必要、住民票が必要な契約ができない

私の場合、1年以上の海外滞在を予定していたため「海外転出届」を提出し、住民票を抜きました。
一方で、短期滞在や帰国後すぐに日本での手続きを再開したい人は、住民票をそのまま残すという選択もあります。

マイナンバーカードについて: 2024年5月27日からマイナンバー法等改正法* が施行され、海外転出後もマイナンバーカードを継続利用できるようになりました。海外転出届を提出する際、マイナンバーカードに国外転出した旨と日付が刻印されます。

*マイナンバーカードを国外で利用する|地方公共団体情報システム機構

銀行・スマホの海外利用の手続き

金融機関とスマホ関連の手続きも、平日の営業時間内に行う必要があります。

特に銀行への来店は待ち時間が長いこともあるため、事前に調べて予約するのが良いでしょう。

銀行での手続き

  • 住所変更・もしくは解約手続き
  • 海外送金サービスの申し込み
  • インターネットバンキングの海外利用設定
  • 自動引き落としの停止・変更手続き

スマホ・通信の手続き

  • SIMロック解除(必要な場合)
  • 契約プランの変更・休止手続き
  • 現地SIM情報の事前調査

私は格安SIMを使っていたので、解約して現地でプリペイドSIMを購入する方法を選択しました。大手キャリアの場合は、海外ローミングや休止プランも選択肢になります。現地では到着空港やスーパーマーケットでSIMを手にいれることもできるので現地SIM情報も事前に調べておくことをおすすめします。

英文履歴書(レジュメ)・カバーレター作成

オーストラリアで仕事を探すには、英文履歴書(レジュメ)の準備が必要です。
日本の履歴書とは形式が大きく異なるため、事前に違いを理解しておくことが大切です。

レジュメの特徴

  • 写真・年齢・性別は不要
  • スキルや職歴を簡潔にまとめる形式(日本の職務経歴書に近い)
  • 学歴や職歴は新しい順に記載
  • 形式よりも内容重視(成果や役割の説明が重要)

カバーレターについて

  • 志望動機や自己PRを伝えるための書類
  • 職種や応募先によっては提出を求められることも
  • ワーホリの場合は省略できる場合もあるが、用意しておくと安心

作成時のポイント

  • 「オーストラリア レジュメ カバーレター」で検索し無料テンプレートを利用する
  • 英文に不安がある場合は、添削サービスや英語が得意な人にチェックしてもらう
  • 文法ミスや表現の不自然さは、書類選考に響くこともあるので注意する

いつでも編集できるようにデータ化し、電話番号や住所は空欄、到着後に記載するようにしておくと便利です。

現地での印刷は、図書館やOfficeworks(事務用品店)で可能です。

日本のようにコンビニでは印刷ができないので注意しておきましょう。

航空券の荷物オプション確認で追加料金を回避

航空券の詳細を再確認し、荷物の制限やオプションを見直しましょう。

ここを見落とすと、空港で高額な追加料金が発生する可能性があります。

確認するポイント

  • 預け荷物の重量制限
  • 手荷物の持ち込み制限
  • 液体物の持ち込みルール
  • 電子機器のバッテリー制限

追加オプションの検討: 空港で追加すると倍以上の料金がかかるため、事前購入がお得です。

ワーホリ必需品の購入とパッキング開始

荷物制限を確認した上で、必要なものを購入し、パッキングを開始しましょう。

1ヶ月前からは早すぎない?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、少しづつ必要なものから準備をコツコツ進めていくことで焦ることなく余裕を持って出国当日を迎えることができます。

筆者は現地調達派なので必需品を優先し、余裕があれば追加していくスタイルで準備を進めました。

日本から持参した必需品

  • 常備薬(風邪薬・胃腸薬など)
  • 日本の固形・粉末系の調味料
  • 変換プラグ・変圧器
  • 日本製のボールペン
  • 日本製の爪切り
  • 多めのインナー類

オーストラリアでは日本よりも水が貴重とされており、私の滞在先では「洗濯は週1回」「お風呂は10分以内」というルールがありましたので、インナーやタオル(速乾性のあるもの)は多めに持って行って正解でした。

現地調達に任せたもの

  • 洋服(現地の気候に合わせて購入)
  • 大型家電(ドライヤー、アイロンなど)
  • 日用品(シャンプー、洗剤など)

1ヶ月前からパッキングを始めることで、「あれが足りない」「これは不要だった」といった調整ができ、本当に必要なものだけを厳選して準備することができます。

ワーホリ準備も最終段階!渡航直前にやったこと|1週間前

いよいよ出発1週間前!

この時期になると、緊張と興奮が入り混じって、なんだかソワソワしてしまいます。

長い間準備してきたワーホリが、いよいよ現実になる瞬間です。

この最終週は「忘れ物チェック」と「万が一への備え」が中心になります。

現地で「あれを日本に置いてきてしまった!」と後悔しないよう、私が実際に行った最終準備をご紹介します。

重要書類のコピーと電子保存で紛失リスク対策

最も重要な準備は、必要書類の複製と保存です。

現地で原本を紛失した場合、コピーがあるかないかで手続きの難易度が大きく変わります。

コピーを作成した書類

  • パスポート(顔写真ページ)
  • ワーキングホリデービザ許可証
  • 海外保険証券
  • 英文履歴書(数枚)
  • 航空券eチケット
  • 現地宿泊先の予約確認書

保管方法

  • 紙のコピー:手荷物と預け荷物に分けて保管
  • 電子保存:クラウドサービス(Google Drive等)にPDF保存

スマートフォンがあるからデータのみの保管で大丈夫と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、いざという時には紙が必要になることがほとんどです。特に書類は入国審査時に必要になることが多いので、ファイルにまとめて手荷物として持っておくとよいでしょう。

最終荷物チェックと重量調整

パッキングも最終調整です。スーツケースをいくつも持っていくことは現地での移動も考え、おすすめできません。本当に必要かどうか、また事前に家で重量のチェックも済ませておくとよいでしょう。

  • 液体物の容量確認
  • 電子機器のバッテリー容量確認
  • 医薬品や食べ物の持ち込み制限確認
  • 現地で必要になる書類がすぐ取り出せる位置にあるか

医薬品を持参するときに準備すること

  • 常備薬(風邪薬、胃薬、頭痛薬など)
  • 容器ごと持参(※厚生労働省も推奨)
  • 薬の名前と用途を英語で簡単にメモして同封
  • 持病やアレルギーがある人は、英文診断書や薬剤証明書を病院で発行してもらう

英文診断書や英文薬剤書は入国審査・検疫時、現地で病院にかかる際に提示を求められることもあります。

※医薬品の持ち込みに関する内容は、厚生労働省のHPにて詳細をご確認ください。

海外渡航への医薬品の携帯による持ち込み・持ち出しの手続きについて|厚生労働省

※オーストラリアは検疫が世界トップレベルに厳しい国

オーストラリアの検疫は、環境や固有の動植物を守るために特に厳格です。
申告が必要な品(食べ物・薬・木製品など)を持っている場合、必ず入国カードで「Yes」を選び、検疫で正直に申告しましょう。

「知らなかった。」では済まされません。
特に英語で説明が難しいと判断されると、さらに詳しく確認されることもあります。

簡単な英語で説明できるように、事前に文章を用意しておくと安心です。

※オーストラリアの検疫の詳細は以下よりご確認ください。

オーストラリアの検疫について|在日オーストラリア大使館

現地到着後の行動プラン確認

パッキングや書類の準備と並行して、到着後の流れを事前に把握しておくことも大切です。

現地で慌てないように、紙やスマホにメモを残しておくと安心です。

▶︎詳しい手続きの流れや優先順位は、こちらの記事でまとめています。

到着当日

  • 空港からの宿泊までの移動手段をチェック(電車・バス・タクシー)
  • 現地SIMの購入場所を確認

到着後1週間以内

  • 銀行口座開設(必要書類と営業時間を確認)
  • TFN(タックスファイルナンバー)申請
  • 在留届の提出(オンライン申請可能)

特にTFNと銀行口座の開設は、仕事を始めるうえで必須なので、できるだけ早めに動きましょう。

緊急時の連絡先整理と家族への共有

万が一のトラブルに備えて、連絡先を整理し、家族と共有しておきましょう。

  • 渡航スケジュール(便名、到着時刻)
  • 現地での宿泊先情報
  • 海外保険の契約内容と連絡先

緊急連絡先は、スマホに保存するだけでなく、紙にも書いて財布に入れておくと、スマホが故障や紛失した場合でも、安心です。

日本の各種サービス・定期支払いの最終確認

長期間日本を離れるため、定期的な支払いや契約を最終的にどうするのか確認しましょう。

  • 家賃や光熱費の支払い方法
  • 携帯電話の契約変更手続き完了確認
  • クレジットカードの自動引き落とし設定
  • 定期購読サービスの解約や継続(オーストラリアでも使用できるか確認)
  • ジムや習い事の手続き

最終週の準備は細かい作業が多いですが、一つ一つ確実に行いましょう。

オーストラリアワーホリ準備まとめ|体験談から学ぶ成功のコツ

ここまで、私が実際にオーストラリアワーホリ準備で行ったことを全てお伝えしてきました。

オーストラリアへのワーキングホリデーは、初めての海外長期滞在という方も多いと思います。

正直、準備期間は思っていた以上に大変で、「本当に間に合うのかな?」と不安になったこともありました。でも、一つひとつクリアしていくうちに、だんだん現実味が増してきて、最後には「いよいよオーストラリアに行くんだ!」というワクワク感の方が大きくなっていました。

特に重要だと感じたのは以下の3点です:

  • ビザ申請は余裕を持って早めに取りかかること
  • 英語学習は渡航前から継続的に行うこと
  • 現地での生活費は想定より多めに準備すること

この記事が、これからワーホリを目指すあなたの準備のヒントになれば嬉しいです。
自分のペースで、必要な情報を集めて、まずは一歩ずつ。

オーストラリアでの新しい生活は、準備の大変さを忘れるほど素晴らしい体験になりました。この記事が、これからワーホリ準備を始める方の役に立てれば嬉しいです。

あなたのオーストラリアワーホリが最高の体験になることを心から応援しています!

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